isitwhat? 大人がもう一度英語に出会うブログ

巷でホットなカタカナ英語や、もやもやする人に聞きづらい英語のニュアンス、発音などのちょっとしたこつなど気まぐれに書いています。

おれのビジョンを見える化っておい、見えるかい

こんにちは。石渡です。

タイトルのごとく

見える化、(visualize ビジュアライズ) とビジョンについて、

どうしようもないだじゃれを先に思き、二本目の記事を書くことにしました。

 

 

皆さんは、

 

見える化

 

なんて日本語を目にしてびっくりしたことありませんか。

企業で働いていてたり、ビジネス書を読んでいて

「このビジョンを見える化してチームと共有するには〜云々」

みたいな言い方を初めて聞いたとき、
「そんな日本語あるんだ... 」 と思いました。

なんか気持ち悪かった。

新しい言葉を獲得するには、その言葉を使う文脈にどんどん身を置けば

体感で身につくとは思うのですが。

意味はわかったけど、相変わらず気持ち悪い言葉です。

 

可視化、のがまだ聞きますかね。

 

見える化

 

これは、

visualize ヴィジュアライズ 

という動詞があるのですが、その和訳です。

アルクさん訳お借りしますよ。

eow.alc.co.jp

 

抽象的な展望や、計画を、目に見える形にする、具現化する。
頭の中に景色やイメージを思い描く

などという意味です。

 

とはいえ、

「可視化も見える化も、すっかり日本語になってない?」

って言う方もいると思うのですが。

技術開発系、経営、管理職などでは、殊更にそうかも知れません。

 

 

でも、どうしても、すっきり本当の意味を簡単なことばでわかりやすく伝えるなら

 

「実際に目で見えるようにする」

 

で良いと思います。

 

輸入されたての新しい和訳言葉で、同じように一語ですっきり言おうとして、

結果、本来の意味をぼんやりさせてしまうことって大いにあると思うので。

 

そしてビジョン。

ビジョン。びよーん。

もっと耳なじみがありますが、敢えて日本語にするなら皆さんならどうしますか?

 

 

 

ウェブリオさんから引っ張ってみます。

ejje.weblio.jp

 

視力。

視界。

先見の明。

未来像。

(頭のなかに描く)幻。

などなどがあります。

 

ビジネス書等で書かれるビジョンは、この未来像だと思います。

これも一言で敢えて言わないでみたら、こんな風に言い換えられる。

 

自分の会社や、事業を通じて、これから先どうした事を描いていきたいのか、と言うこと。それがビジョン。

 

それを、目に見えるようにする。それが見える化=ビジュアライズ。

 

 

「私のビジネスビジョンをまず見える化するには...」

 

となーんて格好つけて言う前に、

 

「私がこれから事業でやりたいことを、具体的に皆が見て分かるようしていくには」

 

とか言い換えるのもアリなんじゃないかしらん。

 

ビジョンは共有してなんぼだもんね。

 

 

今日はそんなところです。

 

石渡