ディーバの裏の意味 英語でシンガーを褒めるなら?
こんばんは。石渡です。
今日も書いてみます。
こないだ「今度のライブのフライヤーにDivaという言葉を英訳で使いたいんだけど」
と言う質問を受けました。
(わたしは普段、翻訳と演奏の仕事をしています。)
その時私は思いました。
「よし、次のネタはもらった!」
ディーバ。
歌姫という意味で、昨日の見える化に比べてとっても耳慣れた言葉だと思います。
そして、日本では割と肯定的な意味で使われますよね。
本当に歌唱力のあって、華もあって。
わたしは世代的に、90年代あたりの日本の女性ソウルシンガー達を思い浮かべてしまいます。青春!
Diva は、元々はイタリア語の神々しいという意味を持つ言葉から派生し、オペラ歌手に対して使われていた言葉だったそうです。
そして、20世紀後半では、ポップやソウルなどの女性スター達にも使われるようになりました。
そう。だから、歌姫、というのは元々の本当の意味なのです。
え。合ってるじゃん。
じゃあ今日のネタ終わりじゃん。
ちゃんちゃん。
しかし。
最近の口語では、
ディーバ=(まるでジャイアン大物スターのように)傍若無人に振る舞う喜怒哀楽の激しい我が儘な人
と言う意味で使われる事も、とても多いです。
なので、褒め言葉で
You are such a diva. (あなたって本当の歌姫ね!)
という言い方は、状況によっては、お前マジでジャイアンだな〜!なんて
嫌味になりかねないので気をつけましょう。
そして、毎度ダメ出しで終わるのも偏屈ばばーのようでつまらないので、
もしシンガーやミュージシャン、アーティストを褒めたいときに使えそうな形容詞をいくつかあげてみます。
brilliant ブリリアント 素晴らしい
hot ホット 今話題の、セクシーな
fierce フィアス 猛烈な (レディガガとか?)
talented タレンティド 才能ある
genuine ジェヌイン 本物の
one of a kind ワンノブアカインド 独自の
こんな感じでまだまだあります。褒めの形容詞。
ついつい突っ込みネタを思いつくんだけど、
普段の生活では、褒め言葉の引き出しがつきない人間でありたいです。
I want to be genuine.
ジェヌインは、誠実である、なんて意味もあるのだ。
今日はそんなところで。
石渡