isitwhat? 大人がもう一度英語に出会うブログ

巷でホットなカタカナ英語や、もやもやする人に聞きづらい英語のニュアンス、発音などのちょっとしたこつなど気まぐれに書いています。

その謎も今日までの事さー  untilと by の、二つの「まで」の使い方

こんばんは。

石渡です。

今夜は、英語のもやもやがちょっとすっきりするような事を書きたいと思います。

 

今日のテーマは「まで」

 

いつまでにこの書類作っておけばいい?

確定申告、3/15までにやらなきゃだよね。

また次に会うまで元気でいてね。

僕は死ぬまで君が大好きだ〜。

 

こんな感じで色々出てきますが。

あれ、までってこんなときどうやって使うんだっけ?

by だっけ? untilだっけ?

こんな風に迷われたことはありませんか?

特に仕事とかで納期確認したいときなど、困りますよね。

 

わたしはこんなとき、

「何にスポットライトを当てたい言葉か?」

なんていう風に説明します。

 

ちょっと、よく授業で書いていた絵を書いてみました。

 

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by は、はっきりした期限が分かってて、それをいつまでに終えるべきか知らせるとき。

その〆切り自体にスポットライトを当てる文章で使います。

 

 

until は、好き、とか、読む、とかの動作の状態がいつまで続くか説明するとき。

続いていく動作そのものにスポットライトを当てる時に使います。

 

なので。

「確定申告を3月15日までに申請しましょう」だったら

File your tax return by 3/15

となるし、

 

出願書類を、〆切り日までに出してね、だったら
Submit your application by the deadline.

となります。

 

反対に、

「体調良くなるまで、いっぱい寝て休んでね」

だと、体調が回復するまでの間、ずっと寝てる状態でいてね、ということなので

Sleep and rest well until you feel better.

なんていうのです。

 

じゃあ、

 

死ぬまで歌い続けますよ。

 

 

これはどうでしょう?

 

死ぬ、という期限にスポット当てたいですか?

それとも、それまで歌い続ける、ということそのもの?

 

 

ということで。

 

 

I will keep singing until I die.

 

となります。

 

 

そんなわけで、

Until next time.

石渡